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【ビジネス書】確率思考の戦略論 (森岡 毅/今西 聖貴 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第百十弾

確率思考の戦略論
確率思考の戦略論



タイトル  : 確率思考の戦略論
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★☆
対象    : マーケティング
著者    : 森岡 毅/今西 聖貴 著
感想    :

赤字続きだったUSJを黒字回復させた上に、出すアトラクションを
次々にヒットさせた、マーケッターとアナリストの両者で書いた本ですね。

マーケティングの本は教科書のようなものと、実践的な本があると思い
ますが、この本は後者です。

サブタイトル通り、USJをヒットさせた著者のオリジナルの考え方と
ノウハウがかなり細かく書かれています。

考え方、実際のノウハウ、どちらも学べるようになっていて、かなりオトク。
本自体は3,200円で、ふつうのビジネス書の2倍しますが、それ以上の
価値があります。

●市場の構造
●顧客を獲得するための力の入れ方の方向性
●売り上げの決まり方
●ターゲットの狙い方
●購買フロー

等など、これらの内容が考え方+実際の計算方法を交えて説明されて
います。

売り上げは商品の力だけでなく、商品含めたマーケティングの力が
大きいことがよく分かります。また、売り上げも確率である程度コントロール
出来るものだと分かりました。

マーケティングを学ぶ方にも、実際に実践的な確率のマーケティングを
取り入れたい方にもオススメの一冊になっています。

ぜひ一度読んでみてください!

では!

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【ビジネス書】USJを劇的に変えた、たった一つの考え方(森田 毅 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第百六弾

USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
USJを劇的に変えた、たった一つの考え方


タイトル  : USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : マーケティング
著者    : 森田 毅 著
感想    :

「高校生にも分かるマーケティングの本」とのコンセプトで書かれた
本のようです。
マーケティングの基本を学ぶ上でかなり勉強になりました。

基本を教えてくれていますが、教科書っぽい内容ではないです。
著者が実践を通して身につけたマーケティングの「実践書」です。

マーケティングの考え方はもちろん学べますが、著者がマーケティ
ングを実践してきた上での価値観や心構えも勉強になります。

マーケティングは「消費者の価値にどれだけつなげられるか?」を
軸に、
●大まかなマーケティングの本質
●市場の分析、
●目的、戦略思考と戦術
●著者のマーケティング担った経緯
●心構え
●マーケティングに必要な資質
●向いている人・向いていない人
などなど、これ1冊で勉強できると思います。一読の価値ありです。

特にマーケティングの本質と、戦略思考には大きくページを使って
いて、著者も「マーケティングで大切なことは?」と聞かれると
「戦略的思考能力を身につけること。」言っているほど大切なこと
のようです。

自分(会社)にある資源は何で、どういう消費者に、何を届けようと
していて、そこにどれだけの力を注ぐか?
また、その戦略は良い戦略であるか?
それを実現しようとしたときの市場の規模は?その商品と競合する
相手は何か?
これらを踏まえた上で、どれだけの売り上げ見込みがあるか?

これらを考えて戦略を練って判断するのがマーケティングだとの
話です。それらの具体的な考え方を書いてくれています。

それぞれ著者の経験や、知識を交えて説明してくれていて、
わかりやすいです。

マーケティングを学ぶ上でも、著者の心構えを学ぶ上でもかなり勉強
になる一冊だと思いました。

ぜひ一度読んでみてください!

では!


【ビジネス書】白いネコは何をくれた?(佐藤 義典 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ
せっかくなのでシェアします。よかったら参考にしてみてください!

第百三弾

白いネコは何をくれた?
白いネコは何をくれた?



タイトル  : 白いネコは何をくれた?
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★☆☆
対象    : マーケティング
著者    : 佐藤 義典 著
感想    :

「マーケティングの基本戦略を学びたい!」と思っている方や、
マーケティングにこだわらず「物事をうまく進めたい」と思って
いる方にはぴったりの本かもしれません。

基本的な仕事や物事を進める上で「どうやって考えていけば
いいの?」の基本戦略をマーケティングを交えて紹介してくれ
ています。

マーケティング×自己啓発×物語が合わさったようなイメージ
です。物語で進んでいく形なので、特に物語りが好きな方は
読み安いです。

で、カンタンに内容をご紹介すると、
●どこで誰と?
●自分のタイプ、強みは?
●誰を相手にする?
●どういうことを伝える?(方向性は?)
こういったことを戦略的に考えていくにはどうすれば良いか?
が分かります。

特に重要なのがこれらの一貫性で、ちぐはぐなことをすると
勝てない戦略になるとのこと。確かにその通りだと思いました。

戦略の立て方を知りたい方はぜひ一度読んでみてください。

では!



【ビジネス書】ドリルを売るには穴を売れ(佐藤 義典 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第三十五弾

ドリルを売るには穴を売れ
ドリルを売るには穴を売れ



タイトル  : ドリルを売るには穴を売れ
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : マーケティングの基礎
著者    : 佐藤 義典 氏
感想    :

アメリカの大学でMBAを取得し、実際の営業経験があり、現在は
コンサルティング会社を立ち上げた著者が書いた本ですね。

サブタイトルの通り、マーケティング入門の本です。

ただ、マーケティングの基礎や本質を書いてくれているだけでなく、
実際にその基本をどのように役立てるのか(本書の中ではレストラン)も、
分かるようになっていて、非常にわかりやすく読みやすい本だと思います。

特に、僕たちが何かを買った時点で売り手側の「マーケティングが成功
している」の考え方は、なるほどと思いました。
(当たりまかもしれませんが。)

逆に言うと、僕たちが買ったものすべてで「なぜこれを買ったのか」を
考え続けて答えられるようになれば、マーケティング脳を鍛えられると
思います。

また、この本はこのような流れで意味とその実例を示してくれており、
非常にわかりやすいです。

●マーケティングとは何か。基本原則とは。
①ベネフィット ・・・ どのような商品を売っているのか。
②セグメンテーションとターゲティング・・・誰に商品を売っているのか。
③差別化 ・・・ 競合よりも価値の高いものを提供する。この商品で
          なければならない価値を作る。
④4P ・・・ どのようにして価値を届けるか。


①~④について、簡単に説明しておきます。

①ベネフィット・・・
 まず考えなければいけないのは、自分に売っているもので、お客さんに
 どのような価値を提供できるか。本書では人間の欲求は

  〇 自己欲求 ⇒ 自分の思うように。充実感を得たい。
  〇 社会欲求 ⇒ 認められたい。もてたい。家族との時間を過ごしたい。
  〇 生存欲求 ⇒ 食べたい。お金が欲しい。暖かい家に住みたい。

 と、定義されています。つまり、モノ売るのではなく、お客さんのこれらの
 欲求を満たせるかを基準に考えていく。

②セグメンテーションとターゲティング
 性別や年齢、もしくは心理的な状態(安いものが欲しい、ブランド物が欲しい
 など)等、誰にモノを売ろうとしているのか、を分けて考える必要があると
 説明されています。

 万人に向けて売ろうとするのではなく、例えば30代男性でどな生活を
 送っているか、体形は?など、ターゲットをイメージしてきます。

 ようは、思考の上で売りたいお客さんに近づいていくことが重要と言われて
 います。

③差別化
 どのように差別化を図っていけばいいか、を説明していて、差別化は
 大きく、「手軽軸」、「商品軸」、「密着軸」にしぼれると説いています。

 〇手軽軸・・・「早い」、「安い」、「便利」を軸に商品を展開して行く。

 〇商品軸・・・「最新技術」、「最高品質」を軸に商品を展開して行く。

 〇密着軸・・・「顧客をよく知っている」を軸に商品を展開して行く。

 自分の売りたい商品をどの方向性に持っていくか、が重要と説かれて
 おり、これら3つは相容れないです。

④4P(どのようにして価値を届けるか)
 最後はどのように価値をとどけるか。です。
 
 〇Product
  ⇒この商品によりお客様にどのような価値を届けるのか?
 〇Promotion
  ⇒どのようにお客様に価値を伝えるか?
 〇Place
  ⇒どこで買ってもらうか。
 〇Price
  ⇒価値を提供した見返りとしての対価をどうするか?

 を考えて決めていくことが必要であり、重要なのはこれらに一貫性が
 ある事と言われています。

最後に著者はこれらマーケティングの活動のすべてに一貫性がある
事が重要と言われており、この本をマーケティング的に分析した場合、
この本が提供している価値は何で、どのような差別化を図っているか、
など、本の分析もしてくれています。

マーケティングの基礎を学ぶには非常に有効でわかりやすいと思います。

ぜひ一度読んでみてください。

では!!




【ビジネス書】シュガーマンのマーケティング30の法則(ジョセフ・シュガーマン 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第二十九弾

シュガーマンのマーケティング30の法則
シュガーマンのマーケティング30の法則
タイトル  : シュガーマンのマーケティング30
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★☆
対象    : マーケティングの基本原理
著者    : ジョセフ・シュガーマン
感想    :
アメリカの元ダイレクトマーケッターの著者が書いた本ですね。

タイトルに「法則」と書かれている通り、テクニック集と言うよりは
どちらかと言うと、マーケットの根本原理に近いです。

一部は人間の行動心理にまで言及されています。

人間の心理学 ⇒ 「この本」 ⇒ マーケットのテクニック集

くらいの位置づけです。


で、内容ですが、マーケティングの基本を学べる本になっています。
このままでは使えませんが、この法則を自分の状況に落とし込んで
使うイメージです。

初めてマーケティングを勉強する方は、基本原理を学べますし、
既にマーケティングを知っている人でも、基本法則を再認識できる
のではないでしょうか。

各章箇条書きになっていますが、参考になった法則をいくつか。

●商品の特性を見極める
 その商品にはどんな特性があるのか、「安全」「機能的」「安い」
 など、商品の特性を見極める。
 ・商品を熟知する。
 ・お客を研究する。
 ・自分自身の経験と照らし合わせる。

●お客を巻き込む
 その商品を既にお客さんが所有しているかのように話をする。
 ・感覚的にわかってもらう。

●権威の力を利用する
 ・パソコンを買うとき、パソコンに詳しい方に相談しませんか?

●感覚に訴える
 ・商品を説明するのではなく、商品の特性をお客さんの使って
  いる状況と結びつける。
 ・人は感覚で買い物をし、それにもっともらしい理由をつけていく
  ことを理解する。(感覚に訴える言葉を利用する。)

●信憑性を大事にする
 ・自分の言った言葉に嘘偽りがないかをチェックする。

●物事を単純にしていく
 ・複雑に広告しない。種類は一つに絞る。

等、書いていけばキリがないですが、本当に基本原理・原則が
書かれているので、自分のマインドセットにしてあらゆる広告・
販売の場面で使うことができると思います。

何度も読み返して自分のモノにすることをおすすめします。
ぜひ一度読んでみてください!

では!

プロフィール

けつあご

Author:けつあご
1.本を読みながら「気になったところ」や「本質的なところ」に線を引く
2.線を引いた箇所をそのままブログに書き写す
3.引用部に対する自分の感想や疑問を書く

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