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【ビジネス書】アイデアのつくり方(ジェームス・W・ヤング)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第三十七弾

アイデアのつくり方
アイデアのつくり方



タイトル  : アイデアのつくり方
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : 発想方法を学ぶ
著者    : ジェームス・W・ヤング 氏
感想    :

アメリカの最大の広告代理店・トンプソン社の最高顧問であった、
著者が書いた本ですね。
広告代理店協会の会長も務めたことがあるようです。

まず、驚いたのは増版の回数。1988年に初版が発行されたよう
ですが、2017年までに70回も増版されています。

あとは、ページ数です。この本自体もたった100ページですが、
後の40ページは解説で、本編自体は60ページで終わりです。

キャッチコピーは60分で読めるとなっていますが、実際は60分
以内で読み切ってしまいます。

で、内容ですが、「本当に必要なことだけを書いている」と言う
感じです。具体例も極限まで絞ってアイデアの原理と方法のみを
書いています。

本書から読み取ったのは

●原理・原則
アイデアとは既存の要素の組み合わせだけ

●方法
1、課題を解決するための資料と一般的な知識の資料を絶えず集める。
2、集めた情報をどのように組み合わせるか、組み合わせることができる
  か、頭の中で咀嚼する。
  (浮かんだ組み合わせは紙に書いておく)
3、一旦すべて考えてきたことを横に置く。意識の外に出す。
4、絶えず考えておき、ひらめきを待つ。(で、突飛な時にひらめく。)
5、出てきたアイデアを具体化し展開させる。

書かれてある要素を抜き出すと、これだけです。

非常にわかりやすくまとめられている反面、使うには技量と努力が
必要と思います。

何もないところから突然アイデアは生まれるわけではないと思います
ので、努力は当然必要ですが。。

アイデアの出し方が分かりやすくまとめられています。

ポイントをまとめると、このまとめ通りですが、一度手に取って読ま
れることをおススメします。

ぜひ読んでみてください!

では!!
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【ビジネス書】クリエイティブ・マインドセット (トム・ケリー&デイヴィッド・ケリー)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第二十六弾

クリエイティブ・マインドセット
クリエイティブ・マインドセット

タイトル  : クリエイティブ・マインドセット
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : 創造力、発想力を鍛える
著者    : トム・ケリー&デイヴィッド・ケリー 氏
感想    :
起業家でもあり、講師の著者(兄弟)が書いた本です。

正直、びっくりするくらいの良書でした。

発想を鍛えるための手順が、スタンフォード大学の「dスクール」(発想力を
鍛えるための授業)での体験談を交えながら書かれています。

抽象的なマインドをまず変える事が必要であるところから始まり、過去に
発想を変えた事により、成功していった人たちの体験談。

そこから、少し具体的になり、現場を観察しながらの発想のやり方になり、
次は行動の重要性の説明となり、と、非常にわかりやすく具体的でした。

また、個人のワークにとどまらず、チームでの発想力の鍛え方と個人で
発想が必要な仕事だけでなく、グループの発想の変え方までヒントを
くれています。

最後に、今日からでも使える具体的な個人ワーク or チームワークの
方法が記載されていますので、この中で何個か実践できる内容が
見つかると思います。

大まかには

1.メンタルブロックを外す

2.少し具体的な実践できる発想方法の説明

3.行動することの重要性(とにかく動く!)
  数の重要性。

4.さらにメンタルブロックを外す

5.チームで動く方法

6.実践方法の具体例をいくつか

の流れで、書いてくれています。

何度も読み返して、この本に書かれているマインドとスキルを両方
身につけようと思いました。

いい本です。
ぜひ読んでみてください!!

では!!

【ビジネス書】発想筋トレ -クリエイティブエンジンの鍛え方- (高橋宣行)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第二十一弾

発想筋トレ

発想筋トレ


タイトル  : 発想筋トレ -クリエイティブエンジンの鍛え方-
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★☆
対象    : 発想のやり方、考え方
著者    : 高橋宣行 氏
感想    :

高橋宣行 さんの発想シリーズの3作目ですね。
1作目、2作目と重複する箇所はありますが、やはり重要なことなので、重複
しているものと思っています。

特にポイントとなっているのは『量』ですね、センスも創造力も物事を知る『量』
で磨かれる。アイデアの質は出した『量』できまる。

それが具体例とともに何度となく語られています。

また、今すぐにマインドセットに出来そうな言葉もありました。

● いいコピーを考えるには、頭から血が出るほど考えるしかない。
● 「努力できることが才能だ。」とよく言われている。
   「人間そんなに差があるわけではない。しつこく考えた人が勝つ」
  これもまた真理だ。

このあたりの言葉は、コピーライトや記事タイトルを考えなければ
行けない職業についている方であれば、特に使えるマインドセットでは
ないでしょうか。
※僕は紙に書いて見えるところに貼りました。

基本的な想像的思考の習慣は

1.興味を持つ
2.現場に出向き観察する
3.情報を貯める
4.感性を磨く(5感を使って情報を吸収する)
5.情報を整理する
6.情報を組み合わせる
7.全体の情報を統合する
8.共創する

と、書かれています。

僕はまだまだですが、

知る・・・タウンウォッチング、新聞やWebからとにかく情報をかき集める
組み合わせる・・・ある情報を掛け合わせて、新たな価値を作る

これを習慣化させて、より深く広い発想が出来るようにトレーニングして
行きたいと思いました。

ぜひ、気になる方は、第一弾、第二弾と合わせて読んでみてください。

第一弾=発送ノート
第二弾=発想フロー

では!!

【ビジネス書】発想フロー -ワークデザインの手順- (高橋宣行)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第二十弾

発想フロー
発想フロー


タイトル  : 発想フロー -ワークデザインの手順-
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : 発想のやり方、考え方
著者    : 高橋宣行 氏
感想    :
もともとコピーライター、現フリープランナーの高橋氏の発想のやり方と
具体的な方法をこの本で書いてくれています。

第十八弾の発送ノートが面白かったので、続けて買って読みました!

コピーライターの著者が書いている本なので、当然コピーライトの仕事を
している方には参考になる一冊だと思います。

ただ、アイデア出しはどの仕事でも必要になる作業だと思いますので、
コピーライトや広告宣伝に限らず、汎用性の高く、頭を使う仕事に就かれて
いる方はどの方でも使えますね。


まず、一番の根っこは、

いいアイデアが出るまで考え続ける。
アイデアを何十、何百と出し続ける。

と、考え続けることです。
本書のおわりにも書かれていますが、ひたすら考え続けるのでひらめく
という事。

そのうえで、発想するためにはどういった手順を取ればいいか、これが
フロー形式で書いてくれています。

簡単なフローを言うと、

①知る(情報力) ・・・ 相手を知る、アイデアの素探し
②想う(想像力) ・・・ 夢を見る、仮説を立てる
③創る(創造力) ・・・ 独自性のあるアウトプット
④動く(関係力) ・・・ 持続する絆づくり

となっています。

分析力、深い考察、広い考察、遠くまで見通す力、組み合わせの力など、
発想はその人の総合力が問われます。


まず押さえておきたいのは、発想は何もないところから突然出てくるもの
ではないという事。

いろいろなことを調査し、知ったうえで、それを組み合わせて出てきたものが
新たな発想になります。

そこに新たな価値が出てきて、その出てきた価値が、受け手の期待を
超えられるか?これが、大きなポイントです。

そのうえで、

①知る
 その商品だけでなく、その商品を取り巻く、地域、環境、社会を調べる。
 相手だけでなく、その取り巻く環境を考えていく。
 ※鳥の目で調べる。

②想像
 知った情報から組み合わせて、相手に感動を与えられるコンセプトを
 考えていく。

③創造
 知った、想像した事から、言葉でアウトプットしていく。

④動く
 相手と関係性をもってそれを持続していく。

このように発想していきます。


その方法として「ウォッチング」が効果があると言っています。

実際の現場に行ってお客さんを見る。
悩みを想像する、現場の状況を知る。

これで、見えてくるようです。
当然、1つや2つではなく、何十、何百とアイデアは必要になると思いますが。


これは僕もそう思います。

なかなか、机の前で座っていてもアイデアは出ません(出ることは出ますが、
同じようなアイデアになってしまう。)ので、新たな情報を取り入れてアイデア
を出していくことが重要ではないでしょうか。

分かりやすく書かれており、非常に勉強になる一冊かと思います。

ぜひ読んでみてください!

では!!

【ビジネス書】発想ノート -クリエイティブの根っこ- (高橋宣行)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ

第十九弾

発想ノート


タイトル  : 発想ノート -クリエイティブの根っこ-
ジャンル : ビジネス
評価    : ★★★★★
対象    : 発想のやり方、考え方
著者    : 高橋宣行 氏
感想    :
もともとコピーライター、現フリープランナーの高橋氏の発想のやり方と
具体的な方法をこの本で書いてくれています。

ストーリーというよりは、発想に必要な事、考え方を箇条書きでポイントを
しぼってまとめており、それぞれの箇条書きが非常にわかりやすく役に立つ
と思いました。

根本は
①情報収集 ⇒ 書き出す ⇒ 眺めて組み合わせる ⇒ 熟考する
 ⇒ ひらめく ⇒ まとめる

これの繰り返しで、発想はゼロから何かが生まれるわけではなく、
情報を組み合わせることで、生まれていくと言っています。

今の時代だからこそ、徹底的に顧客視点。

自分たちの売りたいものではなく、顧客は何を求めているのか?
悩みは何なのか?

を、考えていき、それに対する答えとして商品をプレゼンしていく、
考え方です。

そうしないと今の時代はモノもろくに売れないと思います。モノを売るので
はなく、悩みを解決することに主眼を置くべきですね。

多くを読み取るには、何回も読み返すべきですが、

特に僕がまねできそうなのは、何かを発想するには、現場に出る
(つまり、人の中、街の中に飛び込み、その中で、何が必要かを考える)が
明日からでも出来る発想力を鍛える方法かと思います。


情報収集し、現場に出て考える。何回も考える。
仮説を立てる、壊しては考える。

そんな、あくまで「発想する」事に愚直に実践してきた人が最終的に、
クリエイティブでアッと驚くような発想を出来るのではないかと思いました。

発想力を鍛えたい。方法を学びたい方には非常に役に立つ実践の本です。

ぜひご一読ください!!

では!!

プロフィール

けつあご

Author:けつあご
1.本を読みながら「気になったところ」や「本質的なところ」に線を引く
2.線を引いた箇所をそのままブログに書き写す
3.引用部に対する自分の感想や疑問を書く

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