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創価学会 (田原 総一朗 著)

定期的に読んだ本と感想を書いていきます(*゚∀゚)っ


第百七十九弾
創価学会


タイトル  : 創価学会
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★★★
著者    : 田原 総一朗 著
感想    :

かなり価値のある1冊です。非常に勉強になりました。
さすが、3年間の取材の総まとめを書かれているだけあります。

私は創価学会員ですが、内部で発行されている本や情報は
『創価学会=正しい』ありきで語られている部分が多くあり、
客観的な視点では、とても勉強しづらい面がありあした。

しかし、本書の著者は、ジャーナリストで非会員です。
なので、『自らの考え』ではなく『客観的な情報と視点からの
事実』を元にまとめられているので、とても勉強しやすいです。

特に『創価学会=正しい』ありきの考えの創価学会員にこそ
おすすめします。

また、本書のまとめとして、創価学会の強さのポイントを
以下の3点に絞って結論づけられています。

1.池田大作という人物持つ魅力と、彼と学会員との強い絆

2.座談会に代表されるような、一人ひとりの学会員が尊重される
  活動システム

3.「宿命転換」と言う教え

今一度、創価学会を勉強する良い機会になりました。

ぜひ一度、読んでみてください。
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ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 (山口 周 著)

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第百七十八弾
NEWTYPEニュータイプの時代


タイトル  : ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★☆☆☆
著者    : 山口 周 著
感想    :

本書のタイトルはニュータイプとありますが、内容に目新しさは
ありませんでした。

紹介されている思考や行動様式は、過去に出版されている本と
あまり変わらないです。

特に、『ビジョナリーカンパニー』や『ブラックスワン』を読まれた方
は重複の内容が多いと感じるはずです。
(本書でも、よく引用されています。)

いくつか抜粋すると、

●今後、世の中の動きはもっと読みにくくなり、専門家の予測は
 当てにならない。自身の直感を信じ、色々試して、当たった内容
 を残す。

 ⇒おっしゃられるとおりだと思います。
   人の予測を当てにするより、「自分がこうだ」と思ったことを
   やる方が、結果的に失敗でも経験が残ります。

●「未来がどうなるのか?」ではなく「未来をどうしたいか?」を
 考えるのがニュータイプ

 ⇒おっしゃられるとおりだと思います。

●会社のビジョンに求められる最も重要な要件、それは「共感
 できる」と言うこと

 ⇒おっしゃられるとおり、ビジョンが形骸化しては意味が
  なくなります。


分かりやすくまとめられていますし、ロジックも分かるのですが、
「で???」って、ハテナが残りました。

要は、説明されている原理・原則は分かるのですが、著者が
そのような考えのもと、それを『どう解釈して』『どういう行動を
取って』『結果どうだったのか?』が、分からなかったからです。

実践&結果の書というより、教科書に近い感じでした。
客観的ではあるものの、どこか他人事って感じがします。

なので、本書の実例も『著者が独自に調査した』と言うよりも、
『自分の主張ために、あり合わせの情報を拾ってきた』
イメージが強いです。

とはいえ、内容は悪くないので、興味のある方は一度読んで
みても良いかもしれません。


「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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第百七十七弾
「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか


タイトル  : 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★★☆
著者    : 福江 純 著
感想    :

天文学者/大学教授の著者による相対性理論についての
まとめです。

相対性理論について、非常にわかりやすくまとめられていて、
初心者でも読めるないようになっていると思いました。
(公式や計算式も必要最低限で、多くは出てきません。)

勉強になりました。

物理学やアインシュタインのすごいところは、当たり前の
事象に疑問をもち、そこから思考を発展させていくところ
だと思います。

もし光を追いかけたらどうなるの?(追いかけても、同じ速度で進む)
光の正体は何なのか?(電磁波)
なぜ光は遠くへ伝わるの?(光は電磁波のため、媒体がなくても伝わる。)
なぜ重力は発生するのか?(時間と空間がゆがむ)
物質を分解していくと、最終的には何になり、どんな挙動をするのか?(量子力学)
質量はエネルギーに変換できる(E=mc2)

等など、普段は疑問に感じない事を、突き詰めて法則性を
見出すところにすごさと面白さがあるように思います。

自分自身の考えを深める上でも、役に立ちました。

面白かったです。



社長失格 (板倉 雄一郎 著)

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第百七十六弾
社長失格


タイトル  : 社長失格
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★★★
著者    : 板倉 雄一郎 著
感想    :

タイトルに興味が引かれたのと、失敗例を取り扱った本を
読みたく、購入しました。

著者本人の起業から倒産までの体験談がまとめられている
ので、かなり生々しく当時の状況や感情が描写されています。
その分、とても勉強になりました。

内容をひと言で言うと、ネットのベンチャービジネスにおける
栄枯盛衰でした。

時代の流れもあり、ネットのシステム関連の会社で起業した
ものの、様々な要因で歯車がかみ合わなくなり倒産。
自己破産に至ったというものです。

その原因を著者自身が様々な角度から分析していますが
大きくは、以下2つの事を言いたいようです。

●当時の銀行対応
 ・・・ベンチャーブームで、無担保での多額の融資。
   その後ブームが去り、一転、回収モードになった。
   資金繰りができなくなり倒産。

●組織作りと組織人との関係づくり
 ・・・対組織での人間関係を作る上での振る舞い。
   組織内部の人間に対する振る舞い。
   自分の考えを優先させた故に、相手に不信感を
   与えるような行動になり、結果的に信用されなく
   なっていた。

ここから、私が思ったことは2つです。

●1つ目:
自分や会社の実力以上の資金を取り扱うと、時代の流れが
逆風になったときに、耐えられなくなる。
経営者としては、自分の会社の『実力』、『立場』、『時代の流れ』を
常に自分自身で評価しなければいけない。

【確認するための問い】
・ 自分の会社の実力と事業の規模は合致しているか?
・ 自分の会社を過大評価もしくは過小評価をしていないか?
・ たまたま、時代の流れが味方して上手くいっているだけ
 ではないか?

●2つ目:
人間関係と組織との付き合いについて・・・
これは難しいですし、正解がないように思います。
相手に対する理解を深めて行動する方が良いのか、
個人として自分の考えを第一に行動する方が良いのか。

正解が分かりませんでしたし、私自身、経験不足なところ
もあるかもしれません。
あえて言うなら、双方のバランスを保って行動する。
バランスが保てない人とは付き合わない。くらいでしょうか。


私は今個人で仕事していますが、当事者になると、客観的な
評価は非常に難しいですし、気づくのはだいたい事が起こった
後です。
(そういう意味だと、失敗して経験しないと分からない部分も
多くあると思います。)

だだ、常に自己評価をしておかないと、取り返しの付かない
事になると思います。

いろんな視点で自己評価を怠らないようにしたいと思います。


色々考えさせられました。
おすすめの本なので、ぜひ一度読んでみてください。



「量子論」を楽しむ本 (佐藤 勝彦 著)

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第百七十五弾
量子論を楽しむ本



タイトル  : 「量子論」を楽しむ本
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★★☆
著者    : 佐藤 勝彦 著
感想    :

量子論の概要を知りたくて購入しました。

素人の僕にも分かりやすく説明してくれていて、とても読みやす
かったです。勉強になりました。

ただ、理解するのが非常に難しかったので、何回も読み、インターネット
でも、色々調べました。
日常では経験できない考え方なので、敬遠されるのも分かる気がします。

その中でも、以下の4つの話が非常に面白かったです。

●相補性
 =電子は「粒」と「波」の両方の性質を持つ。(粒が動いて波になって
  いるのではない)

●重ね合わせ
 =電子には重ね合わせが起こっている。つまり、電子がA地点にいる
  状態とB地点にいる状態が1つの電子で起こっている。

●ミクロの世界では観測に影響が出る
 =電子は「波」の性質を持つが、その状態を観測できない。観測する
  ためには、光を当てないといけないが、光を当てると電子の状態が
  変わり、正確な状態ではなくなる。

●不確定性(原理)
 =電子は1つでありながら「波」の性質を持つ。
  つまり、位置を決めようとすると速度に無限の可能性がでる。
  逆に、速度を決めようとすると位置に無限の可能性がでる。

量子論の概要をつかむには、おすすめの入門書でした。

興味のある方はぜひ一度読んでみてください。

世界の仕組みを物理学で知る (松原 隆彦 著)

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第百七十四弾
世界の仕組みを物理学で知る



タイトル  : 世界の仕組みを物理学で知る
ジャンル : ビジネス書
評価    : ★★★☆☆
著者    : 松原 隆彦 著
感想    :

タイトルの通り、身の回りにあるものを物理学の観点から説明
するのが目的の本です。

1つの事に対して深く突っ込んだ本ではなく、いろんなものを
かんたんに説明してくれている本で、非常に読みやすく、素人の
僕にもよく分かりました。

一番興味を引かれたのは、アインシュタインによる一般相対性理論
の発見とその証明でした。

通常の物理学では、実験結果から既存の理論とのズレを見いだし、
その差分を分析して新しい理論を見つけていくモノのようです。

しかし、アインシュタインは実験からズレを見つける前に、頭の中で
「なぜ引力が働くのか?」との疑問から思考を発展させて、
一般相対性理論を導き出したようです。

確かに、天才としか言いようがないな、って思いました。

あと、量子力学の考え方が面白かったので、もう少し勉強してみたい
と思います。

物理のさわりを知りたい方は、ぜひ一度読んでみてください。


プロフィール

けつあご

Author:けつあご
1.本を読みながら「気になったところ」や「本質的なところ」に線を引く
2.線を引いた箇所をそのままブログに書き写す
3.引用部に対する自分の感想や疑問を書く

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